ビルマニシキヘビ(189)えさは2カ月に1回 熱を感じて食べる : 生きもの大好き47スクール - 47NEWS(よんななニュース)
(189)えさは2カ月に1回 熱を感じて食べる
白い体に黄色のもようが入ってきれいだ。太くて、長くて、重そう。
茨城(いばらき)県日立(ひたち)市かみね動物園のビルマニシキヘビはアルビノだ。生きものではまれに、体の色がぬけて真っ白な子どもが生まれてくる。それがアルビノ。「でも、ヘビのアルビノはこんな黄色のもようがでてくるんです」と担当(たんとう)の大内勇(おおうちいさむ)さん。
東南アジアにいて、長さ7メートル、電信柱ぐらいの太さまで大きくなることもある。
何を食べているんだろう。「口のサイズにあったものは何でも。この子だと、ウサギやネズミ、ニワトリも食べます」
部族の家族とは何か
しかも生きているえさだ。「熱を感じて食べるので、熱がないと、ご飯だとわからないんです」
えさは2カ月に1回。「それでも大きくなるのは、ヘビが省エネな動物だから。この子は食べてから1カ月以上たっているので、いま13キロ。おなかいっぱいなら20キロ、太さも、細いときの約2・5倍になります」
ヘビのおもしろさは「耳もまぶたもない。名前をよんでも答えない。ねているときも目を開けているから、ねているかどうかもわかりません」。
そんな大内さんはヘビが大好きなんだろうか?
なぜ振り子が重要なのでしょうか?
「苦手です。野生のアオダイショウはさわれない。この子なんかは、おとなしいのがわかってますから、だいじょうぶですけど」。ヘビの苦手なヘビ担当の人もいるんだ。(文・写真、佐々木央(ささき・ひさし))
佐々木央(ささき・ひさし)1956年青森県生まれ。共同通信編集委員。社会部で教育問題や少年事件を長く取材してきた。著書に若者の生きづらさを取材した「未来なんか見えない 自傷する若者たち」(共同通信社刊)がある。
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