マスターチーフ・ペティオフィサー ジョン117(Master Chief Petty Officer John-117) つまりマスター・チーフ(Master Chief)はヘイロー・シリーズに登場する架空の人物で、主人公、プレイヤー・キャラクター、特殊部隊隊員、Xbox、Xbox 360のマスコットキャラクターである。身長2m、体重130Kg。
オリジナル(英語)音声でのヴォイスアクターはスティーヴ・ダウンズ(en:Steve Downes)が演じる。日本語音声による吹き替えでは、谷昌樹が担当。
本名はジョン。これはHalo3の最後で明らかにされるが、Halo3の公式サイトでは発売日前に暴露されていた。国外で出回っている小説類ではこれよりも早く本名が明らかになっていた。
ちなみに、テレビゲームのキャラクターという使用上、本記事の画像は全てコスプレである為細部が異なる場合がある。
[編集] アメリカでのマスター・チーフ
マスター・チーフ(以下『チーフ』)はアメリカ本土において非常に有名なキャラクターである。チーフのキャラクターとしての立ち具合はマリオやソニック、ララ・クロフトに並ぶといわれている。[1] ヘイロー・シリーズそのものが全世界で2480万本を売り上げる人気作品であるため、その主人公であるチーフも当然注目を浴びている。しかしながら、Kotakuの評論家たちはチーフのことをあまり評価していない。チーフはパワードスーツを装着して高い戦闘能力を保持するものの、あまりに無口であり外見的特長に欠けている[2]ため、スーパーヒーローとしてあまりにも地味だとのこと。(チーフはスパルタンⅡ計画と呼ばれる特殊部隊隊員であるため、同じような外見をした仲間が沢山いる。)
基本的にクールであり、無口で感情を出さない。そしてあらゆる銃火器と装甲戦闘車両および航空機の操縦法に精通。戦いを知り尽くしており、最強の兵士の名に相応しい人物。
しかし、素顔や経歴がよく解らないという設定が災いしてか、実写映画版のHALOでは登場出来ないといわれている。[3] ちなみにTVCM Starry Night(星月夜)では、幼少時代ではあるが彼の素顔が確認できる。
[編集] Halo3の発売日にて
Halo 3の発売日には全世界で出没したチーフ。[4] 『公式な』イベントとしてはまず、ソフト発売日の夕方にニューヨークの証券取引所に出現し、バンジースタジオとマイクロソフトのスタッフたちと共にその日の証券取引の終了を合図する鐘を鳴らしたという。これはテレビゲームのキャラクターとしては異例のことといえる。
また、『非公式』なイベントととして、マサチューセッツ工科大学(MIT)の生徒によるシュールないたずらがある。彼らはハーバード大学にある、設立者ジョン・ハーバードの銅像をマスターチーフにしてしまったのである。(たんにヘルメットを被せただけとも言われる)更にチーフ愛用のMA5アサルト・ライフルまで再現するなど、芸も繊細であった。[5]
他、大勢のコスプレイヤーたちがチーフのアーマーをこしらえ、Halo3の発売を盛り上げた。 つまりHALO3の発売日には、アメリカはマスターチーフだらけになったのである。
[編集] コルタナとの関係
マスターチーフのことを説明する上で、AIのコルタナは欠かせない存在である。彼女は全シリーズにおいてチーフと同調し、常に進むべき道に導いてくれる存在である。シリーズが進むに連れて2人の関係は親密になり、Halo2後半辺りからは、2人が恋人であるかのようなイメージを漂わせているが、現時点では真相は不明。 これに関してバンジースタジオのスタッフたちは、チーフとコルタナの関係はユーザーたちの判断に任せる方針を採っている模様。(Halo3の特典映像 "メイキング・オブ・ヘイロー3" より。)なお、スタッフの一人は『コルタナはチーフの守護天使』だと述べていた。
[編集] 海兵隊員から見たチーフ
マスターチーフは単独でも驚異的な戦闘能力を持つが、先導者としてUNSCの海兵隊と行動を共にすることも多い。そして、彼らの多くはチーフを見て『思ったより背が高い』等と述べる。また、状況によっては『逢えて良かった』(~嬉しい / ~光栄です)と言う者も数多い。一方、チーフを含みスパルタン部隊は惑星リーチで全滅したと知らされた海兵隊員も数多く、チーフを見て驚く隊員も多数存在する。
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